「靖国 YASUKUNI」公開直前トーク!

新聞等でも大きく報道されたが、映画「靖国 YASUKUNI」の東京・大阪での上映がのきなみ中止になった。 (現在上映予定なのは、大阪第七藝術劇場のみ。5/10より)
先月、一部の国会議員が試写をさせろと要求して異例の議員向け試写会が行われたり、週刊新潮で「反日映画だ」という記事が出て右翼が追随したりと大変なことになっていたが、新宿バルト9につづき、銀座シネパトス、シネマート六本木、Q—AXシネマ、シネマート心斎橋も上映を取りやめた。
僕は試写で見たのだが、特に反日的な内容とも思わなかった。8/15の靖国神社の様子を驚くほど近写で撮っていて「よく撮ったなあ」と感心した。右翼団体の派手な参拝、アメリカ国旗をかかげ排除されるアメリカ人、式典に乱入してボコボコにされる左翼青年など、どれも迫力ある映像だ。また靖国神社に日本刀を奉納する最後の刀職人の仕事風景を淡々と描写しているのもよかった。今回問題になっている、南京大虐殺や百人切りの写真なども出てくるが、資料映像という感じで、殊更それを強調した描写ではない。
しかし、東京で全館中止とは、これはちょっと異常な事態だ。
仮に反日的な内容であったとしても、それを中止するってのは明らかに表現の自由の危機だ。上映を中止した劇場にも様々な事情があったとは思うが、これは映画文化の自殺行為ともいえる事態だ。家族で観れるファンタジー映画をやるのはもちろん結構だが、賛否両論の議論になるような作品があってこその映画文化だと思う。
まあ、とにかく思わぬ騒ぎになってしまった「靖国」ですが、東京の上映も未定のまま映画公開記念トークイベントを開催することになってますので、興味のある方は是非。
●4月3日(木)
「靖国 YASUKUNI」公開直前トーク!
中国人映画監督・李纓が、靖国神社をテーマに10年間撮影したド キュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」。異例の国会議員向け試写会開催、相次ぐ劇場での上映中止など、間違いなく今年最大の問題作である本作公開を前に、公開記念トークライブが開催されます。日本人、またアジア周辺国をはじめとする外国人にとって「靖国」とは一体何なのか?
【出演】宮台真司(社会学者)、鈴木邦男(一水会顧問)、末井昭(白夜書房編集局長)、張雲暉(プロデューサー)、他
Open 18:30 / Start 19:30
¥1500(飲食代別) 当日のみ(先着順の入場となります)
場所:ロフトプラスワン








